高校野球東京大会 江戸川-関東第一“新小岩の地元対決”を制すのは

高校野球東京大会 江戸川-関東第一“新小岩の地元対決”を制すのは

高校野球東京大会は7月23日、東東京大会・準々決勝で都立江戸川と関東第一が対戦しました。両校の最寄り駅は共にJR新小岩駅で、校舎の距離はわずか450メートルしか離れていない“地元同士の対決”です。

東東京大会で唯一の都立高としてベスト8に勝ち残った江戸川が挑むのは、去年の夏の甲子園大会で準優勝した関東第一です。江戸川の先発・3年生の平野に対し、関東第一は1回ウラ、1アウト2塁・3塁の場面で、4番・越後がショートゴロの間に3塁ランナーが戻り、先制します。

その後も関東第一は点差を広げますが、江戸川は5回表、ノーアウト・3塁のチャンスに7番・石橋(蒼)がライトへのタイムリーヒットを放ち、意地の1点を返します。しかしその後の打線が続かず、関東第一が10対1で準決勝へと駒を進めました。

江戸川の石橋諒樹選手は「自分たちはチャレンジャーだったのでいける気はしたが、0点に抑えられた回もあった。関東一高相手にコールド負けだがここまでやれたのは次のステップにもなる。(関東第一は)いつも強そうとしか思っていなくて、きょう並んでみるとやっぱり強そうだった。でも最後の最後で、関東一高のみんなは優しかった。お互い言ったのが、新小岩駅ルミエール商店街でまた会おうと(誓い合った)」と語りました。

■東東京大会(23日)
関東第一 10-1 江戸川(7回コールド)
岩倉 6-2 帝京

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