ドジャースの大谷翔平投手(31)が11日(日本時間12日)、敵地でのジャイアンツ戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で2試合ぶりの一発とするリーグ最多32号を放った。特大の一発は右翼席後方の「マッコビー湾」へ直接飛び込む場外本塁打「スプラッシュヒット」で日本選手では初となった。
大谷が第2打席で敵地を騒然とさせる特大弾を放った。1点を追う3回1死三塁で第2打席を迎えると、メジャー通算63勝右腕ウェブの内角カットボールを強振。打球速度106マイル(約170.6キロ)、打球角度30度で飛び出した打球は完璧な一撃で、大谷は確信歩きだ。飛距離410フィート(約125.0メートル)の打球は「マッコビー湾」に飛び込み、ボートから海に飛び込んでホームランボールをゲットしたファンは大喜びでガッツポーズを見せた。ドジャースの選手が放ったスプラッシュヒットとしては2021年のマンシー以来8度目。今季オラクル・パークでビジター選手が放った初のスプラッシュヒットとなった。
ナ・リーグ西地区首位のチームはこの日から同地区2位のジャイアンツと前半戦最終カード3連戦。5ゲーム差をつけているものの今季ワースト6連敗中とチーム状態は良くない。
オラクル・パークは右翼席後方の「マッコビー湾」へ直接飛び込む場外本塁打「スプラッシュヒット」が名物の一つ。2010年にカブス・福留孝介が右翼席の旗に当てて着水させた際はカウントされず、日本選手の達成者はいない。大谷は同球場で通算9試合に出場し、打率・265、2本塁打、4打点。6連敗中5試合が2得点以下の打線を勢いづける役割が求められていた。
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