【大谷翔平5月3日現地速報】ブルペンで35球 最速は151キロ!

【大谷翔平5月3日現地速報】ブルペンで35球 最速は151キロ!

ドジャースの大谷翔平投手(30)が3日(日本時間4日)、ブレーブス戦の試合前に敵地でブルペン投球を行い、35球を投じた。最速は94マイル(約151.3キロ)だった。

 直球、ツーシーム、スプリットに加え、カットボールも2球。35球のうち、最後の8球はセットポジションからのクイック投球も見せた。途中からマーク・プライアー投手コーチが左右で打席に立って、15球ほど球筋も確認した。キャンプ中だった2月22日には右肘手術後最速の95マイル(約152.9キロ)を計測。開幕前には投手調整を一時中断していたが、球速も徐々に戻ってきているようだ。

 4月26日に「父親リスト」から復帰後、1日に初めてブルペン投球を行い、今回3日は予定通りの行程。マーク・プライアー投手コーチは「投手・大谷」の現状について、1日に「打者相手に投球する具体的な日程はまだない。我々全員が“そろそろ打者に対して投げさせても大丈夫”と感じられるようになったら、次の段階に進む」と慎重に話している。

 7月15日(同16日)のオールスター戦以降の投手復帰が見込まれている。

 大谷のブルペン投球に、デーブ・ロバーツ監督が取材に応じた。以下、一問一答から。

 ―大谷のブルペンでの投球はどうでしたか?
 「35球投げて、球速も上がってきていると聞いています。内容も良かったと」

 ―球速が上がってきたのは、強度を上げている証拠ですか?
 「その通り。具体的な数値は聞いていませんが、トレーナーの話では、強度は増しているとのことです」。

 ―スライダーをまだ投げないのは、本人の判断、それとも医療的な制約ですか?
 「医療的な判断です。スライダーは肘への負担が大きいので、チームドクターが慎重になっています」。

 ―今日はスライドステップ(クイック)などの動作も見られましたが?
 「ええ、いろいろなことに取り組んでいます。翔平は試合で起きることを再現して練習するのが得意で、それは素晴らしいことです」

 ―次の段階はだれが決めるのか?
 「チームドクター、トレーナー、そして翔平、この3者の話し合いで決まると思います」

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