ドジャースの大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)、レンジャーズとのオープン戦に「1番・DH」で先発出場。初回に元ヤクルトのデービッド・ブキャナン投手(35)から今オープン戦4試合連続とする左翼線二塁打を放った。第4打席も安打を放ち、今オープン戦4試合目の出場で初のマルチ安打をマークし、4打数2安打で途中交代した。これで打率は.417に浮上。カブスとの日本開幕戦へ、順調な調整ぶりをアピールした。
初回の第1打席はカウント2―2から外角のボール気味の90.4マイル(約145.4キロ)カットボールを逆らわずに左翼線へはじき返し、悠々と二塁へ達した。1死後にはフリーマンの左中間への飛球で判断良くタッチアップ。スライディングで三塁を陥れた。続く4番のT・ヘルナンデスの三塁へのゴロが相手の送球エラーを誘い、大谷が先制のホームを踏んだ。
第2、3打席は凡退。今オープン戦初の第4打席目は6回2死走者なしで回ってきた。左腕ペニントンに対し、1ボールからの2球目の91マイル(約146.4キロ)シンカーを捉えると、打球は左前で弾んだ。ウッドワード一塁コーチと今春初のヘッドバンプを見せると、代走を送られて退いた。
試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷の今後の出場予定について言及。8日ホワイトソックス戦、10日ダイヤモンドバックス戦、11日ガーディアンズ戦に出場して日本に移動すると明かした。
大谷と今季初のヘッドバンプを行ったウッドワード一塁コーチは「脳震とうを起こしたよ(笑い)」と冗談交じりにコメント。「あれはよかった。私は準備ができていたのに、彼は忘れていて、“何をやっているの?”(という感じだった)。そこでやっと“oh yeah yeah yeah”と。私たちは何か新しいことを始めなければいけない。あれは去年にやったことだから、(今季は)何をするか見つけていきたい」と新パフォーマンスにも意欲を見せた。
これが最初で最後だったかもしれないのかと問われると「今後数日はまたやるかもね。シーズンでは何か新しいことをやるよ。それまではヘッドバンプでいく」とコメント。首はどうかと問われ「大丈夫だよ」と笑っていた。
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