「僕の周りではスポーツのファンであってもなくてもオオタニのことは知っていて、彼のことを話題にしているよ。アーロン・ジャッジについて最後に質問を受けたのは、いつだったかすら覚えていない」
このように語ったのは、元フットボール選手のジェイソン・スクーカネック氏。
アメリカでは大谷選手の話題が大きくなっており、ア・リーグMVPを獲得したジャッジ選手よりもその人気は大きいようです。
スクーカネック氏は続けてこのように語ります。
「オオタニのCMを見ると彼は計り知れない力をもつ存在なんだ。彼は非常にレアな野球選手で深夜のトーク番組でも話題になる。コメディアンも彼について話をする。彼はポップカルチャー的な存在になっている。アーロン・ジャッジはポップカルチャーではない」
大谷選手が挑戦した「二刀流」という異次元の挑戦は、野球ファンのみならず米国民の関心事の1つとなっているようです。
MVP発表前から、大谷選手の受賞は噂されていましたが、大方の予想通り、大谷選手が満票で受賞しDHとして史上初の快挙を達成しました。
これにより、大谷選手はMVPを受賞した2021年から止まらぬ活躍で、唯一の二刀流選手という珍しさに加えて、現役ナンバーワン選手としての評価を確固たるものとしたのではないでしょうか。
1年という短い期間で、ずば抜けた成績を残す「一発屋」は数多く存在しますが真のスターになれるかは、それを持続できるかどうかにかかっています。
統計的には、MVP級の活躍をした選手の成績が「後退」するのは自然なことであり、それ以上に良くなる理由よりも、悪くなる理由の方が多い傾向があります。
しかし、大谷選手はMVPを獲得した2021年から専門家や統計データの予想を裏切る形で
成績をむしろ上げてきています。
ZiPSと呼ばれる選手の成績予想システムを考案したことで知られるダン・ジンボースキー氏はこのように驚愕しています。
「何年も続けてMVP級の活躍をするのは、本当に難しいことです。投打の組み合わせでということになると、もちろん前例すらありませんが、単純にWARだけを見ても、とてつもなくまれなことです。3年続けて大谷のような活躍をしたことがあるのは、ほぼ全員が『史上最高クラス』と評される選手です。大谷がこのまま健康でプレーできれば、殿堂入りしない方がおかしいくらいです」
また、スポーツメディア『The Athletics』が現役選手103人に行った匿名アンケートで、「今チームを新しく始めるとしたら、最初にどの選手と契約するか」という質問に対して、45.6%が「大谷」と回答しました。
ちなみに、2位はジャッジ選手で14.5%でした。
大谷選手を選んだ選手たちは、「理由を説明する必要すらないくらい当然のこと」だと答えた通り、大谷選手の人気が高まっています。
このように、今回の動画では現地での大谷選手の異常な人気についてご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください！
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