13日正午前。ホークスの球団事務所に姿を現したのは、甲斐拓也選手です。球団との話し合いを終え、取材に応じた甲斐選手。語られた内容は。
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■甲斐拓也選手
「(国内)FAを行使するという話はさせていただきました。」
国内FA権の行使を、宣言しました。
矢のような送球でランナーを刺す「甲斐キャノン」。球界屈指のキャッチャーで、ホークスの扇の要、甲斐選手。
2010年、育成ドラフト6位で入団。その後、支配下への昇格を果たし正捕手の座をつかみ取りました。今シーズンもゴールデングラブ賞を受賞するなど、リーグ優勝に貢献しています。
■甲斐選手
「一度きりの権利だと思っていますし、今まで野球をやってきて、この権利というものは自分の野球人生においてもこのタイミングだけだなと思っていた。いろんな話を聞いてみたい。」
今回のFA宣言について、福岡の街の人は。
■街の人
「さびしいですが、活躍した姿を見られればいいなと。やっぱり必要な戦力なので、残ってもらえるならうれしいですが。」
「今後、ホークスの中心的な存在として、まとめ役が穴が空くのはホークスとして今後どうなのか。複雑な感じです。」
15日から、他球団との交渉も始まるFA戦線。“鷹の正捕手”の今後は、残留か移籍か。その動向が注目されます。
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