「これまで見たことのないシナジーに驚いている。まず彼はドジャースをもっと良いチームにしてくれると期待したが、確実に成し遂げた。次にロサンゼルスの日本人コミュニティーにインパクトを与えてくれると考えていたが、予測をはるかに超える効果が得られた。年齢、性別、人種、職業、住んでいる地域など関係なく、ロサンゼルス中の人々を魅了した」
このように語ったのは、ドジャースのスタン・カステンCEO。
大谷選手は昨オフ、ドジャースと10年7億ドル（約1046億円）で契約を結びました。
世界を驚かせたスポーツ史上最高契約から約1年。
大谷選手はドジャースに大きな恩恵をもたらしました。
まずは、プレー面。打者に専念した今シーズンは前人未到の54-59を達成するなど、本塁打王と打点王の二冠を獲得し、チームを地区優勝に導くと、続くポストシーズンでも勝負強い打撃を見せ、4年ぶりのワールドシリーズ進出に大きく貢献しました。
また、ビジネス面でも大谷選手は大きな影響力を発揮しており、カステンCEOはこのように語っています。
「彼は新しいファンをもたらした。本拠地での年齢層を変えた。我々は商品や一部売店で提供しているものを変えた。以前していなかった日本語ツアーも提供している。以前なかった日本のスポンサーとのつながりもある」
これまでMLBでもトップを争っていたドジャースの人気をさらに加速させた大谷選手。
こうしたあらゆる面においての大谷選手の貢献は、ドジャース首脳陣の予想を遥かに上回っていたようで、カステンCEOは大谷選手との1年をこのように総括しています。
「振り返ってみると、我々はこうしたことすべてを見越しているべきだったのかもしれないが、我々は控えめな予想をしていた。実際には、すばらしいを超えている」
「ドジャースに欠かせなかったと言われる存在になれるよう全力で頑張りたい」と誓った入団会見から時は流れ、すっかり大谷選手はドジャースの顔になりました。
ということで今回は、ドジャース幹部が語った大谷選手の貢献について、ご紹介していきます。
グラウンド内外で大きな影響をもたらす大谷選手の価値がよく分かる動画となっていますので、ぜひ最後までご覧ください！
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