※当社・柳原記者が質問をしたり、メモを取りながら撮影しています。
途中ブレているシーンや聞き取りづらい箇所があります。
大変申し訳ありません。
質問は下記のようになっています。
00:00 50-50を達成したことについて
00:41 記録を意識していないと言っていたが
01:27 WBC優勝を味わった球場と同じ球場で記録を達成したことは
02:07 どの時点で記録を達成できる手応えは
03:08 50盗塁目を達成して安心してホームランに集中できたのか
04:04 プレーオフ進出が決まったことについては
04:51 試合後、ボールをキャッチした人と接触は
05:46 これまでいろんな記録をつくってきたが、歴史を塗り替えていく醍醐味は
06:18 3本目の本塁打を打つ前は敵地ながらスタンディングオベーションで迎えられた。その気持ちは
06:43 ドジャースに加入して重圧やいろいろ辛いこともあったと思うが、現時点で1年を振り返ってみて
07:13 シャンパンは飲んだか
07:20 シャンパンの味は
07:38 これまでは絶好調じゃない話もしていた。今日に向けてはどういう修正があった
08:18 自分の結果が勝利につながる形はどういう気持ち
08:53 50号を打ってチームメートの反応は
09:16 6打数6安打で最後は3連発。見ている側は信じられない気持ちになってしまうが、本人としてはどういう気持ち
09:59 去年の今日、手術を受けたが、試合前に思い出したか?1年後にこのような大記録をつくったことは
ドジャースの大谷翔平投手(30)が19日(日本時間20日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。3打席連発を含む6安打10打点2盗塁の大暴れでメジャー史上初の「50-50」からの「51-51」を達成。チームも大勝で12年連続プレーオフ進出を決めた。
試合後はポストシーズン進出決定を祝してシャンパンで乾杯。デーブ・ロバーツ監督が音頭を取ってナインの前でスピーチし、大谷の偉業も「ショーヘイ、おめでとう!」と祝福した。その後「これがファーストステップだ。みんなおめでとう!」と締めくくると、普段アルコールを口にしない大谷もグラスに入った少量のシャンパンを一気に飲み干した。
マーリンズの本拠ローンデポパークは昨春WBC決勝が行われた球場で、投手・大谷がマイク・トラウト(エンゼルス)を空振り三振に仕留め、日本を世界一に導き、帽子とグラブを放り投げ大喜びした球場。思い出の地でまた新たな球史を刻んだ。
現地9月19日は2度目の右肘手術を受けた日。あの日からちょうど1年。二刀流が代名詞の大谷が打者専念で迎えたシーズン3発6安打10打点2盗塁の大暴れでMLB史上初の「50-50」から「51-51」を達成してチームを勝利に導き、12年連続のプレーオフ進出を決めた。
大谷にとってメジャー初出場から865試合目。大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者によると、通算865試合出場はポストシーズンに出場したことがない現役選手では最長記録だったが、自らのバットで不名誉な記録に終止符を打った。
大谷の一問一答は以下の通り。
――50―50を達成したことについて。
「うれしさと安堵(あんど)とそれと同時に記録を作ってくれた先輩方へのリスペクトという気持ちでいます」
――記録を意識していないと言っていたが。
「打席前にボールを替えてもらったりとか、そういう時間を取ってもらったりしていたので、早く決めたいなともちろん思っていた。1打席目でしっかりと決められたのが良かったと思います」
――WBC優勝を味わった球場と同じ球場で記録を達成したことは?
「一生忘れないと思いますし、去年もそうでしたけど、自分のプレーしてきた球場の中で好きな球場の1つになったんじゃないかと思います」
――どの時点で記録を達成できる手応えは?
「ホームランは狙ったら出ないものだと思うので、自分のいい打席を積み重ねていくのが一番の近道かなと思っていた。勝ちにつながるいい打席を1打席でも1打席でも多く積み重ねたいと思っていたので、そういう意味ではホームラン以外の打席も良かったんじゃないかと思います」
――50盗塁目を達成して安心してホームランに集中できた?
「盗塁もいけたら積極的にいくという感じなので、そういう意味ではいい盗塁だったかなと思います。これ以上の試合がポストシーズン、それ以降で出てくればチームとしても大きいと思うので、そこを目指して今後も頑張りたいと思います」
――プレーオフ進出が決まったことについては?
「チームは変わりましたけど、アメリカに来てから夢に見てた舞台。そういう意味では今日勝って決まったというのは自分にとっても凄く大きいです。そこに向けてまた一から頑張りたいと思います」
――試合後、ボールをキャッチした人と接触は?
「試合中だったので特にはしてないです。打った瞬間は行くと思いましたけど先にベンチの方を見たので、どこに行ったかわからなかったという感じです」
――これまでいろんな記録をつくってきたが、歴史を塗り替えていく醍醐味は?
「今までの記録はやっている人が少ない中での記録が多かったと思う。そういう意味では比較対象が多い中での新しい記録という意味では自分にとっても違いはあるかなと思います」
――3本目の本塁打を打つ前は敵地ながらスタンディングオベーションで迎えられた。その気持ちは?
「うれしかったのと、野手が投げていましたけど自分の打席を崩さずに自分の打席を最後まで送りたいなと思っていました」
――ドジャースに加入して重圧やいろいろ辛いこともあったと思うが、現時点で1年を振り返ってみて。
「プレッシャーみたいなものよりも新しいチームに来てたくさん声援ももらいましたし、それはプレッシャーより励みにつながっているかなと思いました」
――シャンパンは飲みました?
「チームミーティングで飲みました」
――シャンパンの味は?
「良かったですね。初めてポストシーズンに出られる試合を経験して、首位でいけるかどうかは挑戦ですけど、そこに向けたいい励みになるんじゃないかと思います」
――これまでは絶好調じゃない話もしていた。今日に向けてはどういう修正があった?
「構えも含めてもう1回自分が心地いいところを探しながら(打撃)ケージでやっていました。試合中もそうですけど、ピッチャーが代わればアプローチも違いますし、1打席、1打席今日はチャンスも多かった。チャンスをつくってくれたチームメートもそうですし、それに応えて還せたのが良かったと思います」
――自分の結果が勝利につながる形はどういう気持ち?
「(2位と)そこまでゲーム差も開いていないですし、残り試合も少ない中で1勝が大きいと思う。1勝でも多く、今日の試合前は勝ってプレーオフを決めるという目標がみんなあったと思う。それを達成できてよかったと思います」
――50号打ってチームメートの反応は?
「チームが勝っていた状況もあってみんな喜んでくれた。思い出になる1日だったんじゃないかと思います」
――6打数6安打で最後は3連発。見ている側は信じられない気持ちになってしまうが、本人としてはどういう気持ち?
「終わって6打数6安打で良かったなという気持ちではあるので、その打席にいくときは前の打席までのことは忘れて、その打席に集中できていたのが結果的に今振り返ってみて良かったんじゃないかと思います」
――去年の今日手術を受けたが、試合前に思い出したか?1年後にこのような大記録をつくったことは?
「リハビリと試合は分けるようにはしている。ただ、リハビリの課程は楽しいことばかりではない。進むところもあれば後退することももちろんある。なるべく試合に引きずらないように気持ちを切り替えて、バッターで出るときはそこに集中するように心がけています」
最新ニュースをお届けスポニチアネックス
https://www.sponichi.co.jp/
スポニチのTwitter
https://twitter.com/sponichiannex