ドジャースの大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、敵地でのマーリンズ戦戦に「1番・DH」で先発出場。3回の第2打席で5試合ぶりの一発となる48号を放ち、48本塁打&48盗塁とした。
初回の第1打席は相手先発・マコーンに見逃し三振に倒れたが、2打席目できっちり修正。4点を追う3回1死一塁で内角に入った82・2マイル(約132・3キロ)のスイーパーをフルスイング。高く上がった打球はあっという間に右翼席に着弾し、敵地スタンドのファンも両手を突き上げて喜んだ。
この一発は打球速度105・3マイル(約169・5キロ)、飛距離402フィート(約122・5メートル)、打球角度32度を計測。右翼上段席、4階相当の高さに着弾した。
この一発で2006年のデービッド・オルティス(レッドソックス)を抜き、DHでのメジャー最多本塁打。また、メジャー通算219本塁打は、レンジャーズなどで活躍した韓国出身の秋信守(チュ・シンス=現韓国SSG)を上回り、アジア選手最多本塁打となった。
さらに、シーズン48本塁打は2004年のエイドリアン・ベルトレに並ぶ球団歴代2位とし、2001年にショーン・グリーンが記録した球団のシーズン最多本塁打記録にもあと1本に迫った。
昨年WBCの決勝戦で世界一に輝いた球場でもある思い出の地、マーリンズの本拠ローンデポ・パークでの本塁打は初めてで、これで通算30球場目となった。うち、現在の本拠地では28球場目。残るはレッズのグレートアメリカン・ボールパーク、フィリーズのシチズンズバンク・パークの2球場となった。
また、この2ランで110打点とし、ブルワーズ・アダメズの109打点を抜いて、リーグトップを奪還した。
11日のカブス戦では今季6本目の先頭打者アーチとなる47号ソロに加え、今季48盗塁もマークした大谷。その後、本塁打、盗塁ともに4試合足踏みしていたが、この日の一発で「48-48」とし、どちらもシーズン51発、51盗塁ペースとし、いよいよ前人未踏の「50-50」が目前に迫ってきた。
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