ロサンゼルス・ドジャースと12年総額3億2500万ドル(約462億円)で正式契約した山本由伸投手(25)。地元の岡山県備前市で、子ども時代の山本投手を知る恩師などに話を聞きました。
山本由伸投手が小学生時代に練習をしていた伊部運動公園には、12月28日も後輩たちの姿がありました。山本投手はどんな存在なのか聞いてみると…。
「あこがれです。プロになれるのもすごいし、それからメジャーに行くのもすごいので、あこがれます」
「あこがれの存在なので僕もあんなふうになれたらいいと思います。(Q将来の夢は?)プロ野球選手です。(Q行きたい球団は?)広島です」
備前市の大スター山本投手。移動販売のクレープ店にもグッズが置かれていました。オリックスの帽子をかぶり山本投手のTシャツを着るオーナーのお名前は…。
(頓宮選手の叔父 卓也さん)「頓宮といいます。由伸選手と幼なじみの頓宮裕真の叔父です」
今年、パ・リーグの首位打者に輝きリーグ3連覇に貢献した頓宮裕真選手の叔父・卓也さん。実は頓宮選手と山本投手は実家がお隣同士の幼なじみ。小学生時代には同じ野球チームに所属し、卓也さんもそのチームで指導にあたっていました。
(頓宮選手の叔父 卓也さん)「その2人がプロ野球で、しかも同じチームで野球をやっている。本当に今でも信じられない感じ」
幼い頃の山本投手は?
(頓宮選手の叔父 卓也さん)「まじめで優しい性格でもあるんですけど、貪欲に野球に打ち込む野球に対する姿勢というのは小さいころから今も変わってないと思います」
教え子のメジャー行きはうれしい反面、少し心残りがあるそうで…。
(頓宮選手の叔父 卓也さん)「(Q山本投手はここのクレープを食べたことは?)まだないんですよ。だから向こうに行っちゃうまでに一度、クレープのひとつでもプレゼントしたいなと思っています」
そしてもう1人、山本投手をよく知る人が。大饗利秀さん。山本投手が所属した少年野球チーム「伊部パワフルズ」で監督を務め、現在は後援会長を務めています。
(山本由伸後援会・会長 大饗利秀さん)「(Q子どもの頃の山本投手は?)泣き虫で悔し涙をよく流す子だったんです。試合で負けたり本人が打てなかったりしたときによく陰でコソコソというかシクシクと涙を流す場面がよく見られました。(Q将来化けるのではと感じた瞬間は?)全くないです。小学生時代もキャッチャーですし、すごい剛腕投手だったら期待もありますけど、全くそれを感じたことはなかったですね」
長年、家族ぐるみで付き合いがあるという大饗さん。12月28日の入団会見についてはこのような思いを話しました。
(大饗利秀さん)「日本では見たことがない真剣なまなざしで会見に臨んでいたので、よっぽどの覚悟というか重いものを背負ったという感じをすごく受けました。まずは無理をせず、けがのないシーズンにしてもらいたいと思います。楽しみ半分、不安半分です」
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