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2023年も投打で圧倒的な活躍を見せた大谷選手は、2021年以来、自身2度目となるア・リーグＭＶＰを獲得しました。しかも満票での受賞となっており、2021年に引き続き２度目の満票ＭＶＰは「史上初」の快挙だそうです。
大谷選手は自身のインスタグラムを更新し次のようにコメントしていました。
「今シーズン応援してくださったファンの皆様、一緒にシーズンを戦ったチームメイト、スタッフ、エンジェルズ球団関係者の皆さん、そして投票してくださった記者の皆様全ての方々に感謝します。２０２３年ＡＬ ＭＶＰを更なる飛躍の励みに来シーズン以降も頑張ります！
またスタジアムで会いましょう！」
来シーズンはどこでプレーしているか分かりませんが、そのニュアンスも含まれているように思います。
今シーズン限りでFAとなった大谷選手は、その契約金額が「約900億円」とも噂されており、アメリカメディアのFOXニュースも、こうしたFA市場の動向をこのように伝えています。
「夢物語かもしれないが、それでもオオタニは現段階では野球史上最高額の契約を結びそうだ」
しかし、そんな大谷選手ですが、あまり契約金は気にしていない様子です。実際、あまり派手な遊びをしない大谷選手は、一体どこにお金を使っているのでしょうか？
カリフォルニア州ロサンゼルスのアーバインにある自宅は家賃約50万円の一軒家ですし、日米で乗っている車も合計4000万円くらいで、現在の年俸を使い切るようなものではありません。大谷選手と共にエンゼルスで主軸を担い、仲の良いマイク・トラウト選手は大谷選手の私生活についてかつてこう語っていました。
「ショウヘイは服もお金遣いもあまりにクレイジーだ」
私生活であまりお金を使わない大谷選手ですが、稼いだ給料をまったく使っていないわけではありません。11月9日には、日本国内の全小学校約2万校に約6万個のグローブを寄付することを発表しました。おそらく10億円以上になると思われます。母校の花巻東高校の野球部には遠征用のバスなどを寄贈しており、野球の普及や母校への寄付にはお金を惜しまない部分があります。
こうした姿勢に、アメリカを含む世界各地でも多くの反響がありました。アメリカの放送局『Fox Sports』でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は、このニュースを受けてこうコメントしています。
「素晴らしい！ 野球のすそ野をどんどん広げよう」
また、野球専門メディアで主にシアトル・マリナーズの話題を扱う『Mariners Source』は大谷選手のインスタグラムに直接返信する形で、この寄付を絶賛しています。
「なんて素晴らしい行動なんだ！」
「アスリートが、これほどの衝撃を与えたのは最後いつだろうか？」
大谷選手自身はこうした野球の普及への姿勢を、2023年のWBCで優勝した際のインタビューでこう語っています。
「第1回大会から先輩たちが素晴らしいゲームをしてもらっていた。実際に見てきて、ここでやりたいなと思わせてもらったのが一番大きい。子どもの頃から優勝を見てきて、自分もこうなりたいと思って頑張ってきた」
さらに、大谷選手はお金の使い方の他にも、時間の使い方がすばらしいことはこれまでも何度か紹介してきました。大谷選手は二刀流という大きなチャレンジをしていることもあり、学生時代から目標を立ててそれに向かって努力するために、時間は常に足りないという考え方だとTVCMの中でこう話しています。
「ゴールを逆算していくと、無駄な時間はなかなかないですし、自分が達成したいところに向かって、なるべく多くの時間を費やせられたら行くスピードも速くなりますし高さももちろん出ます」
そこで今回は、動画の前半では「時間」、後半では「お金」をテーマに大谷選手の投資の考え方について掘り下げていきたいと思います。夢や目標がある人もビジネスで頑張る人も、大谷選手の考え方は参考になる部分がたくさんあるかと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
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それでは早速、大谷選手のお金の使い方と時間の使い方について、これまでのエピソードを振り返りながら、たっぷりご紹介していきましょう！
